イタリア旅行⑦(ローマ中編2)


旅行から実に半年ほどが過ぎてしまい、年も越してしまいましたが、イタリア旅行記です。内容がやはり多すぎるので中篇を1,2に分ける事にしました。

DPP_789_R DPP_790_R DPP_791_R DPP_792_R市街地を抜けると古代ローマの遺跡が見えてきました。ここは旅行で見た遺跡の中でも特に広い範囲に建物が残っていて、本当に古代の町が一つ目の前に現れたような印象です。

現在でも調査している所も多いようで、何度か作業をしている人を見かけました。

ローマ遺跡2_Rパノラマで撮るとこんな雰囲気です。これでもまだ収まりきりませんでした。

DPP_795_R DPP_796_R DPP_797_R遺跡を通り過ぎ、ヴェネツィア広場のあたりに戻ってきたところで再びべスパの大群と遭遇。

二人乗りばかりであるあたり、ローマの休日とべスパの愛好会のようなものなのかもしれません。ガイドの話では今はイタリアでもべスパはあまり一般的に見かける車両ではないと言っていたので、珍しい光景かもしれません。

DPP_798_R DPP_799_Rヴェネツィア広場を抜けると、しばらく大通りからはずれ、次の目的地までは小さな路地を歩いてまわりました。

DPP_801_R DPP_800_Rなんでもない建物、道、一つ一つがとても美しく、景色が移り変わる旅にイタリアを感じる事が出来ました。

DPP_803_R DPP_804_R DPP_805_R初めての海外旅行でしたが、一番楽しかったのは、食事より美術館より、ただ普通の道を歩くという事であったように思います。

DPP_807_R特徴的な彫刻を過ぎて、

DPP_808_R DPP_809_Rとても古い建物を横ぎり

DPP_810_R広場に出るとまた馬車が。

DPP_811_R振り返ると先ほどの古い建物の正面が見られます。ギリシャの神殿のようですが、何の建物か分からなかったので後日分かれば追記しておきます。

DPP_812_R目的地はもうすぐです。

DPP_817_R美しい建造物とかなり大きい広場に出ました。ここが目的地ナヴォーナ広場です。

DPP_813_Rこの広場にある噴水が目的の場所です。

DPP_815_Rネプチューンの噴水。天使と悪魔で司祭が沈められ、ラングドンが助けに入った場所です。映画では柵はなかったようですが。

DPP_816_R広場は露店が多く、絵を売っている作家らしき人も多くみられ、とても活気のある場所でした。

近くにチェスを多数扱うお店もありましたが、店内なので写真は控えました。

DPP_818_R DPP_819_R DPP_820_R DPP_821_Rナヴォーナ広場を越えるとまた古い建物に囲まれた裏通りに入りました。

DPP_822_R DPP_823_R途中とても美しいバイクに遭遇。ロイヤルエンフィールドです。とても佇まいの美しい車体で、石畳の上、日の光に照らされて、何ともいえない雰囲気でそこに立っていました。

DPP_824_R少し曲がった道を抜けると

DPP_825_Rチェスの対局をしている人々が。個人的なイメージではもっとあちこちで対局している人がいるかと思いましたが、これが初めての遭遇でした。

DPP_826_Rそしてまたミニクーパー。本当に絵になります。

DPP_827_Rそしてサンタンジェロ城に到着。

DPP_828_R中は展覧会か何かをやっていたようですが、橋を渡って、外観を見て満足したので入場は見送りました。

DPP_829_Rサンタンジェロ城の脇に止められていた軍用車両。ランドローバーディフェンダーのようですが、ディフェンダーの軍用版でウルフという車両があるそうなのでそれでしょうか。ディフェンダーは好きな車ですが、軍用車両があるのは知りませんでした。ディフェンダー自体が軍用っぽいアウトドアな車種なので、不思議ではなかったのですが。

※その後調べたところ、イタリア軍で採用されている車両はランドローバーウルフに酷似しているものの、車両としてはあくまでランドローバーディフェンダーベースのもので、ウルフで強化されたシャシーなどは引き継がれていないとのこと。

DPP_830_R車ではないですが、少し面白いと思った清掃用と思われる車両。なんだかノミのようでユーモラスな姿です。

DPP_831_R DPP_832_R DPP_833_Rイタリアでは道が古く狭いため、また駐車スペースの確保の難しさから、一般に小さな車が人気のようです。

初めて日本でスマートを見たときは変わったシルエットだなと思いましたが、今のイタリアではむしろスマートを初めとした小型の車が多く走っています。

小型といえば日本の軽自動車が走っていてもよさそうなものですが、見かけることはありません。

聞くところによると、日本の軽自動車は独自の基準で進化してきたため、今のままでは海外の基準に適合出来ず、販売出来ないのだそうです。日本市場では多くを占めていながら、携帯と同じガラパゴス化の道を辿ってしまったため、現在各社で輸出のための方法が議論されているのだとか。

さて、次で本当に最後です。後編はローマ最終日。そしてイタリア最終日です。

広告

イタリア旅行⑥(バチカン市国)


チヴィタを離れて昼頃にはローマに到着。

DPP_676_Rヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂を抜けてまずはランチのお店に移動。この建物についてはまた後ほど。

ランチは日本人観光客向けのお店で正直美味しくはありませんでした。・・・ので触れません。

DPP_677_R食事を済ませると現地ガイドと合流。ローマの中にある世界最小の国、バチカン市国へ向かいます。

DPP_678_Rバチカン美術館に入る際にボディーチェックはありますが、特別な入国手続きなどはありません。一国家であると言っても特殊な形態の国のため、イタリアに入国する人は入国が許されているそうです。

DPP_679_Rイヤホンガイド付きのツアーの場合はここで専用の機材を渡されます。普通は旅行会社から渡されるのですが、バチカン市国では専用の物を使う決まりなのだそうです。

DPP_680_R美術館に入る前に色々と説明を受けます。途中建物を撮影できるポイントがあり

DPP_681_R DPP_682_R DPP_683_R DPP_684_R中には多数の美術品が。

DPP_687_R DPP_686_R面白いのがこの天井。一見立体的なレリーフに見えますが、実際には騙し絵のようになった絵画です。

DPP_685_Rところどころ破損しているところもあります。

DPP_688_R多数の絵画や織物を見ながらどんどん進みます。

DPP_689_R建物一面がこのような状態で、信じられない労力が掛かっているであろうことに驚かされます。

DPP_690_R DPP_691_R甲冑のレリーフも。ヨーロッパに行ったら制作の参考に甲冑を見たいと思っていましたが、実物の甲冑は結局見られませんでした。兜だけなら売っているお店もありますが。

DPP_692_R一体この小さな国にどれほどの彫刻があるのでしょうか。

DPP_694_R DPP_693_Rレリーフもそこかしこにあります。

DPP_695_Rバチカン美術館を出てシスティーナ礼拝堂へ。

DPP_696_R DPP_697_R中にも煌びやかなレリーフや彫刻。

DPP_698_Rミケランジェロの「ピエタ」。

哀れみ、慈悲などの意味を持つイタリア語で、十字架から下ろされたキリストを抱くマリアというテーマの作品の形態です。宗教芸術では良くありますが、同じ題材で多数の作家が作品を制作しています。

その美しさに嫉妬した芸術家が破壊しようとした事件が原因で、現在はガラスに覆われています。とても残念です。

DPP_699_Rシスティーナ礼拝堂の中は薄暗く、高い屋根とドームから取り入れられた光が荘厳な空間を演出しています。

DPP_701_R私は無神論者ですが、この空間を作り上げた人々がいたことには素直に驚嘆しました。権威ある宗教建築でなければ、これほどのものは作れなかったでしょう。

DPP_702_R DPP_703_RDPP_704_R礼拝堂の中のマンホール(なのかわかりませんが)のふた。金属製で、細かい装飾が施された姿は宝飾品のようです。

DPP_705_R外に出るとバチカン市国を守るスイス衛兵の姿が。派手なデザインはミケランジェロデザインという説もありますが、どうも諸説あるようです。

写真で見ると派手な制服はこの場に合わないのではないかと思っていましたが、実際に眼にすると不思議と馴染んで見えました。交代の時以外は直立不動です。

 

DPP_706_R夜のサン・ピエトロ大聖堂。美しくライトアップされています。

DPP_707_R少し離れたほうがドームが写って綺麗なのですが、離れると石塔が写りこんでしまうので正面からは上手く撮れません。この広場の雰囲気を写真で伝えるのは少し難しいようです。

クイーンver.2(全体)


二代目のクイーン。

qeen1 qeen2 qeen3 qeen4後ろから見た襟のデザインが気に入っています。組み立てた後のシルエットも広がった襟がアクセントになっているため、ボリュームのある形になりました。

ポーンver.2(全体)


ポートフォリオの撮影にともない組み立てました。

porn1 porn2 porn3 porn4順次組み立てて近々全体で改めて撮影する予定です。

クイーン完成


三つの駒の中では一番詰めに時間がかかってしまいましたが、クイーンの駒も無事原型が完成し、型取り、鋳造の作業が終わりました。

P1050243 P1050244 P1050387 P1050388 P1050389パーツが三分割になったため、型取りの準備工程が増えて大変です。原型の形も複雑なので、型割りを考えるのと、シリコンを流し込むための粘土の埋没作業も少し手間取りました。

P1050404 P1050405P1050385横から。

最後まで襟のデザインの詰めに悩みましたが、裏表に大きく装飾を入れ、外側は一段高く縁取るように装飾し、ボリュームのある曲線で構成することで、クイーンらしい優雅さと女性らしさを表現しました。可動の妨げになる後ろの角飾り部分は小型化しています。また、サイドはディテールを追加することで情報量を増やし、より精悍な印象になりました。

P1050402 P1050403P1050383正面から。

ティアラ状の角飾りは少し厚みを増やし、数を増やしてボリュームアップしました。

P1050410 P1050411 P1050384斜め前から。

全体的な印象は初代の駒のイメージを踏襲しています。

P1050408 P1050406斜め後、後方から。

襟の大きな装飾により、後ろから見ても特徴のある形になりました。

P1050382パーツは仮面、本体、襟の3パーツ構成。仮面はリベットで固定。襟は鋳造後にろう付けで接着します。

P1050416P1050417これでひとまず人型の駒はリメイクが完了しました。

 

私はチェスの駒をデザインする時に最も大切なことは、駒としての記号を分かりやすく特徴として取り入れる事だと考えています。

 

チェスはゲームであり、スポーツであり、もちろんコレクションでもあり、私にとっては芸術でもあります。しかし、そのどれかに特化するのではなく、すべてをバランスよく内包したデザインにこそ、チェスの真価はあるのだと私自身は考えるのです。

 

そう考えながら、卒業制作としてチェスをデザインしたのが二年前。

甲冑をモチーフとする事を決め、そのデザインの中にチェスの記号を上手く取り入れる事に苦戦しながらも、何とか形にすることが出来ました。

 

そして今回課題としたのが可動を前提とした再デザインです。

可動させるということは、色々なパーツとの兼ね合いもあり、干渉するパーツは削らなければならず、しかしある部分を削るとチェスとしての記号が失われるため他にデザインを足して・・・など、甲冑+チェス+可動という三つの要素を崩さないようにデザインするのは難しい作業でした。

次は残るビショップ、ルークのデザインを再検討したいと思います。この二つはモチーフのデザイン上、可動にするかはまだ未定です。

P1050392今回も鋳造で問題が。やはりポーンと同じく、薄いパーツは気泡が入りやすく、中々うまく流れません。前回と同じく、ドリルで穴を開ける事で何とか抜けましたが、前回以上に抜けが悪く、一日やって二つがなんとか抜けたくらいでした。

どうしたものでしょう。

ポーンVer2鋳造完了。


昨日のキングに続きポーンVer2の完成写真です。

 

P1050336 P1050337 P1050334 P1050338 P1050339記事を改めて見ると原型がほぼ完成してから一年近く放置してしまっていたようです・・・。

16体作る必要のあるポーンですが、パーツを分割したことで前のポーン以上に手間が増えて大変でした。

P1050361 P1050363さらに仮面部分が構造上空気が溜まって成形不良を起こしやすく、苦肉の策としてドリルで空気穴をあけました。

P1050364これでなんとか抜けるようにはなったものの、シリコンは裂けやすいため、失敗を含めて2、30回抜くと破損してしまいました。改良方法を考える必要があります。

 

P1050304 P1050292 P1050286しかしなんとか数は用意出来たので良しとします。

 

キングver.2


少し苦戦しましたが形になって来ました。

P1050189 P1050190 P1050191 P1050192

全体的には初代キングのシルエットを踏襲しています。

P1050189 P1050179王冠と角飾りはそのまま流用。首周りの鎧も初代に近いシルエットです。ギミックの関係もあり、色々と変わったのはマスク回り。

P1050196 P1050193 P1050195王冠が稼働の邪魔になるため、仮面の下部分だけがフェイスオープンする構造です。

P1050197 P1050199仮面を隙間なく合わせるのに少し苦戦しましたが、微調整を繰り返して綺麗なシルエットに収まりました

P1050201 P1050200これで人型の駒は大体出来てきました。後は細部の仕上げをして型取りに移ります。