磨き作業中。


鋳造が難しく、まだ数作れていませんが、材料が切れたので一旦磨き作業に入りました。

DPP_5431_Rバシネットヘルムはスポンジヤスリ荒め→中目→耐水ペーパー600番→800番で水研ぎしてコンパウンドで磨き。

グレートヘルムは鋳肌が荒れ気味のものを磨きベラで傷を潰しながら磨きました。

DPP_5432_RDPP_5433_Rピューターが柔らかいこともあり、中々完全に傷を消すのは難しそうです。この後燻し液で燻すので他の物は程ほどに磨く予定です。

DPP_5435_RDPP_5434_R磨きベラで磨いた物はヘラ後が多く残っています。これはこれで面白い質感ですが、磨きベラ自体が非常に大変な作業なので、傷の多い物以外はヤスリで磨いて仕上げます。

DPP_5430_R角はこんな感じです。写真で見ると針金のようなもので固定されていたので、こちらも針金で固定します。

DPP_5436_R新作以外にも今までの制作物も販売します。ピューターメダル、ブローチ、レターナイフ、オペラマスク-鷹-の他、缶バッチ、ポストカードも販売します。

 

デザインフェスタは11月21日、22日に東京ビックサイトで開催です。

デザインフェスタ公式サイト
http://designfesta.com/

出典ブース名:藤岡拓馬+bbdd
ブースNo:B-225,B-226
紹介ページ
http://www.designfesta.com/exhibitors/introduction/jp/detail.php?id=V%2BTkCQibIViRuX5gr3yFoA%3D%3D

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引き続き制作進行中。鋳造


型ができたので鋳造に入りました。

DPP_5413_R錫の鋳造は実に一年ぶりぐらいになるでしょうか。無垢の鋳造は比較的簡単ですが、薄い物は気泡が入りやすいようで型を何度も微調整しながら鋳込んでいます。

DPP_5414_R昨日一日トライ&エラーを繰り返してグレートヘルム本体は何とか安定生産できるようになってきました。しかし他のパーツが全く上手く行きません。どうしたものか・・・

DPP_5415_R木製台座を付ける予定ですが制作が間に合うかどうか。正念場です。

 

デザインフェスタは11月21日、22日に東京ビックサイトで開催です。

デザインフェスタ公式サイト
http://designfesta.com/

出典ブース名:藤岡拓馬+bbdd
ブースNo:B-225,B-226
紹介ページ
http://www.designfesta.com/exhibitors/introduction/jp/detail.php?id=V%2BTkCQibIViRuX5gr3yFoA%3D%3D

キングver.2(全体)


今回リメイクした駒はこれで最後。キングver.2。

king1 king2 king3 king4これで人型の駒のリメイク作業はひと段落つきました。

次にルークとビショップをどうするか。今回の駒と違って、人型ではないので、ギミックを仕込むならデザインを元から考え直す必要がありそうです。かといって、無理に可動化を意識して造形的につまらない物になるのは良くないので、そこはこれからデザインをしながら詰めていこうかと思います。

クイーンver.2(全体)


二代目のクイーン。

qeen1 qeen2 qeen3 qeen4後ろから見た襟のデザインが気に入っています。組み立てた後のシルエットも広がった襟がアクセントになっているため、ボリュームのある形になりました。

ポーンver.2(全体)


ポートフォリオの撮影にともない組み立てました。

porn1 porn2 porn3 porn4順次組み立てて近々全体で改めて撮影する予定です。

クイーン完成


三つの駒の中では一番詰めに時間がかかってしまいましたが、クイーンの駒も無事原型が完成し、型取り、鋳造の作業が終わりました。

P1050243 P1050244 P1050387 P1050388 P1050389パーツが三分割になったため、型取りの準備工程が増えて大変です。原型の形も複雑なので、型割りを考えるのと、シリコンを流し込むための粘土の埋没作業も少し手間取りました。

P1050404 P1050405P1050385横から。

最後まで襟のデザインの詰めに悩みましたが、裏表に大きく装飾を入れ、外側は一段高く縁取るように装飾し、ボリュームのある曲線で構成することで、クイーンらしい優雅さと女性らしさを表現しました。可動の妨げになる後ろの角飾り部分は小型化しています。また、サイドはディテールを追加することで情報量を増やし、より精悍な印象になりました。

P1050402 P1050403P1050383正面から。

ティアラ状の角飾りは少し厚みを増やし、数を増やしてボリュームアップしました。

P1050410 P1050411 P1050384斜め前から。

全体的な印象は初代の駒のイメージを踏襲しています。

P1050408 P1050406斜め後、後方から。

襟の大きな装飾により、後ろから見ても特徴のある形になりました。

P1050382パーツは仮面、本体、襟の3パーツ構成。仮面はリベットで固定。襟は鋳造後にろう付けで接着します。

P1050416P1050417これでひとまず人型の駒はリメイクが完了しました。

 

私はチェスの駒をデザインする時に最も大切なことは、駒としての記号を分かりやすく特徴として取り入れる事だと考えています。

 

チェスはゲームであり、スポーツであり、もちろんコレクションでもあり、私にとっては芸術でもあります。しかし、そのどれかに特化するのではなく、すべてをバランスよく内包したデザインにこそ、チェスの真価はあるのだと私自身は考えるのです。

 

そう考えながら、卒業制作としてチェスをデザインしたのが二年前。

甲冑をモチーフとする事を決め、そのデザインの中にチェスの記号を上手く取り入れる事に苦戦しながらも、何とか形にすることが出来ました。

 

そして今回課題としたのが可動を前提とした再デザインです。

可動させるということは、色々なパーツとの兼ね合いもあり、干渉するパーツは削らなければならず、しかしある部分を削るとチェスとしての記号が失われるため他にデザインを足して・・・など、甲冑+チェス+可動という三つの要素を崩さないようにデザインするのは難しい作業でした。

次は残るビショップ、ルークのデザインを再検討したいと思います。この二つはモチーフのデザイン上、可動にするかはまだ未定です。

P1050392今回も鋳造で問題が。やはりポーンと同じく、薄いパーツは気泡が入りやすく、中々うまく流れません。前回と同じく、ドリルで穴を開ける事で何とか抜けましたが、前回以上に抜けが悪く、一日やって二つがなんとか抜けたくらいでした。

どうしたものでしょう。

ポーンVer2鋳造完了。


昨日のキングに続きポーンVer2の完成写真です。

 

P1050336 P1050337 P1050334 P1050338 P1050339記事を改めて見ると原型がほぼ完成してから一年近く放置してしまっていたようです・・・。

16体作る必要のあるポーンですが、パーツを分割したことで前のポーン以上に手間が増えて大変でした。

P1050361 P1050363さらに仮面部分が構造上空気が溜まって成形不良を起こしやすく、苦肉の策としてドリルで空気穴をあけました。

P1050364これでなんとか抜けるようにはなったものの、シリコンは裂けやすいため、失敗を含めて2、30回抜くと破損してしまいました。改良方法を考える必要があります。

 

P1050304 P1050292 P1050286しかしなんとか数は用意出来たので良しとします。