HPリニューアルしました。


昨年ブログをHP化したところでしたが、仕事で縁があり新しいHPを制作して頂きました。


新サイトURL
http://www.hiroakimatsui.com/

作品やチェスのギャラリーも以前より充実し、見ごたえのあるサイトになっています。今後はこちらをホームとして、ブログのみ以前のまま運営していくことになります。

昨年は身体の故障などもあり作家活動の方はあまり出来ませんでしたが、年末になってSG株式会社様よりチェスをモチーフとした照明器具の企画へのオファーがあり、デザイン、原型製作を担当させて頂きました。

無事完成した試作品は昨年11月に東京ビッグサイトにて開催された「インテリアライフスタイルリビング」にて発表、展示され、今年の2月より会場にて興味を持たれた方から受注生産が開始しているそうです。
限定販売ということではなく、後ほど一般販売も始まる予定です。

展示会の様子はまた後日写真とともに掲載します。次回は原型制作の様子をレポートします。

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チェスについての考察①


HP化してからサブコンテンツとして急ピッチで整理していたチェスのギャラリー。撮影ブースで撮れるサイズの物はほぼ掲載し終わり、数えた所その数実に50セット。ブースに入らない大型セットや、チェステーブルなどがもう少しあるのでかなりの数になりました。

実は今回掲載するまで数をきちんと数えた事がなく、大体40前後という認識でした。元々資料として集めている物なので、画像の整理が出来た上に、コンテンツも充実出来て有意義な作業になりました。

さて、ここでチェスについて少し。
チェスにはキング、クイーン、ビショップ、ナイト、ルーク、ポーンの6種類の駒があり、白と黒の陣営に分かれ、それぞれにキング1、クイーン1、ビショップ2、ナイト2、ルーク2、ポーン8の16個の駒がチェス盤に並びます。

金属・大理石ゲーム開始時の駒の配置

現在のチェスは国際化された競技のため、国際標準として採用されている、”スタントンタイプ”というデザインが一般的です。これが今日チェスと聞いて大勢の人が思い浮かべるデザインのもので、
・役割の認識のしやすさ
・扱いやすさ
・デザインの美しさ
・普及に適した生産性
のバランスの取れたデザインの物です。

ではチェスは昔からこのデザインなのかというと、そうではありません。

元々チェスはインドで戦争ゲームとして発祥した”チャトランガ”というゲームがヨーロッパに伝わり、各国を巡るうちに名を変え、ルールを変え、姿を変えて成立していったものと考えられています。このチャトランガはチェス系統の類似のゲームの源流であり、日本の将棋、中国のシャンチー、タイのマックルークなどは全てチャトランガを元にローカライズされて成立したものであると言われています。

その中でもチェスがユニークであるのは、陸続きのヨーロッパの広大な地域を渡り歩いて成立していったという部分です。その途中当然各地で独自の駒が作られ、国際的な競技になるまでは各地域で”地域駒”とも呼ばれるローカルな駒が使われていました。

DPP_10013_R所有するセットのナイトたち(一部)

チェスの中でも一際個性的なのがナイトの駒です。騎士を表すナイトの駒は、多くの場合馬の姿で表現されます。一部では馬に跨る騎士であったり、甲冑を着た騎士その物である場合も見られます。

ナイトはチェスの中でも最も美しい駒と言われ、しばしばチェスを表すアイコンなどにも使用されます。

また、スタントンタイプではロクロ製法で作る事が出来る他の駒に対して、ナイトだけはロクロで作れるのは台座だけで、馬の姿は彫刻的な表現がなされているため、高級な駒になると一つの彫刻作品と言えるような手間をかけて作られる物もあります。

DPP_10017_R所有する木製のナイトの一部。

左の物は耳が尖った特徴的な形で、ロバのような愛らしい姿です。これはタイ製のもので、チェスというよりもタイのマックルークの駒に見られる特徴が反映されているようです。
右から二番目のものはトルコ製のもの。加工技術は高くありませんが、目玉の表現が特徴的です。その他の物はスタントンタイプに準じた省略的な表現の駒です。

続く

ホームページ化しました。


久しぶりの更新です。

シュヴァリエブログには投稿しましたが、現在仕事で負傷してしまい療養中です。ここ数日で随分良くなってきたのでもう少しで全快しそうではありますが。

時間が出来たのでこの機会にシュヴァリエの情報発信の拠点となるホームページを作成しました。
https://chevalier2011.wordpress.com/

また、今回の作業で得たノウハウを活かしてこのブログもホームページとして改めることにしました。

これに伴い、以前から掲載したいと思っていたチェスのコレクションのページも新設しました。GALLERYのCHESSページからご覧頂けます。

全体に見たい項目を探しやすくなったと思います。まだ慣れていないので理解していない機能もありますが、今後少しずつ改善していく予定です。

新年のご挨拶。


新年ももう二月を目前にしていますが、明けましておめでとうございます。

年末頃に造型工房の仕事をやめて、年末年始は何かと忙しかったのですっかり制作休止してしまいました。

 

次のデザインフェスタ用の作品の原型制作、生産、諸々の準備。

5月までにやる事は沢山あります。2月からは気を引き締めて今年の制作に入っていこうと思います。

 

それでは、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

造形作家

松井弘明

サーリット制作進行中


昨日もかなり削ってバランスを調整しました。とは言えまだまだですが。

DPP_5687_R DPP_5685_Rシルエットは近づいて来ましたが、見比べると頭部が前方に向かって下がっているのが再現できていないので大きく削る必要がありそうです。バイザーの横の位置関係もおかしい。

 

DPP_5684_RDPP_5686_Rバイザーは今回も可動します。可動の位置も大体決まりました。

実は今回資料にしている写真が側面しかないので、他のサーリットの写真と見比べながら制作していますが、サーリットという形自体がかなり幅があるものらしく、バイザーの形も各部のカーブの大きさも物によって全く違うので、資料の選択に苦慮しています。

遅くとも年内には大体の形を仕上げたい所です。

 

展示ケース


ミニチュアヘルムの自分用の展示に博物館風のディスプレイを製作。

DPP_2167_R参考資料のグレートヘルムが海外の博物館のものらしく、ガラスケースの中で赤い布張りの展示台に展示されているのでこれをイメージしています。

DPP_5677_R市販のケースの台座に赤いベルベット調シートを張り込み、更に四角い木片にもシートを張り込んで展示台にしています。

DPP_5681_Rバシネットヘルムも同様の展示台に入れました。今後作品が増えていけばミニチュアの博物館のようになって面白いかもしれません。

DPP_5674_R次はこれを制作します。サーリットというタイプの兜です。デザフェスに間に合わなかったワイヴァーンのブローチなども仕上げていきたいところです。

 

デザフェスへ向けて最終準備


材料が届いたので制作を再開。

DPP_5601_R今回は雫状の物を注文しました。99%の純錫のため、少々柔らかすぎるので硬度の高いピューターを混ぜて使用しています。

DPP_5602_R苦戦しながら3日ほどかけて販売出来るコンディションのものが各10個ずつ抜けました。グレートヘルムは角を針金で固定するため、位置を微調整しながらボール盤で穴をあけていきます。

DPP_5613_R組み立て、燻しをかけて、台座を付けて完成です。

DPP_5614_RDPP_5615_RDPP_5616_R木製の台座は研磨してからニスを塗って、乾燥後にもう一度研磨してニスを重ね塗りして仕上げています。

DPP_5612_R裏はベルベット上の生地を貼り付けています。

DPP_5618_RDPP_5623_RDPP_5624_RDPP_5619_RDPP_5620_RDPP_5621_Rバシネットヘルムは可動も問題ありません。鏡面仕上げなので磨き工程が多く手間の掛かる作業となってしまいました。

DPP_5604_R箱も一つ一つ切り出し、組み立てたので非常に手間取りました。

DPP_5611_Rしかし手間が掛かっただけに、これだけ並ぶと壮観です。

DPP_5609_RDPP_5610_R生産効率の悪さに課題が残りますが、作品自体は今までの中でも高いクォリティで仕上げる事が出来たと思います。

当日デザフェス会場にお越しの方は、是非手にとって重みを感じて頂きたいです。

DPP_5625_Rminneでは定番となっている勲章ブローチもいくつか持って行きます。しばらく忙しかったので掲載出来ていなかった新作も何種類かあります。

DPP_5626_R勲章ブローチの流れから、新しくイヤフォンジャックも作ってみました。自分がイヤフォンジャックを使わない人間なので、需要があるのかは分かりませんが、見た目は気に入っています。

 

12227198_528886543944177_2555670302117260749_n私のブースでは販売しませんが、「グルージャの魔城」ソフビシリーズは密林ブースで販売があります。ニシーナとポンバシンの塗装版セットの他、未塗装版も各種販売されるようです。

ブースNoはB252・253・254です。

 

いよいよ今週末。デザインフェスタは11月21日、22日に東京ビックサイトで開催です。

デザインフェスタ公式サイト
http://designfesta.com/

出典ブース名:藤岡拓馬+bbdd
ブースNo:B-225,B-226
紹介ページ
http://www.designfesta.com/exhibitors/introduction/jp/detail.php?id=V%2BTkCQibIViRuX5gr3yFoA%3D%3D